排尿日誌自動記録システム

SCROLL

本システムは、排尿量計測デバイス「ウロダイアリーチェッカー」、医療従事者用のアプリ「ウロダイアリー」、患者IDを読み取りする「専用バーコードリーダー」で構成されます。

ウロダイアリーチェッカー
ウロダイアリー
専用バーコードリーダー

排尿計測のデジタルシフト

下部尿路機能障害のアセスメントに非常に重要な排尿日誌。しかし、尿量の見誤りや誤記入・未記入、書字困難、看護業務の多忙など、様々な要因から治療・ケアに利用するための情報が得られないことがあります。
本システムでは、容器等に採尿された排尿量を計測し排尿日誌を作成することで患者さんへの排尿自立支援に貢献します。

特徴

■ 患者を選ばない

採尿コップだけでなくおむつやパッドなどにも対応しており、様々な患者さんの尿測をすることができます。また、持ち運びできるコンパクト設計で、退院後の在宅での排尿管理にも使うことができます。

■ 業務効率

従来の目視で確認し自記入していた排尿日誌の作成を自動化。計測結果を集計し、下部尿路機能障害のアセスメントに必要な情報を提示します。

■ 清潔

洗浄可能な防水仕様で、清潔な尿測環境の構築に寄与します。尿は計測したその場でトイレヘ廃棄でき、耐性菌や感染症の伝播リスクを軽減できます。

在宅でも排尿管理

排尿日誌は、夜間頻尿など下部尿路機能障害を持つ外来患者さんを診察する際にも使われています。従来は患者さんが在宅生活時に手書きで記入していましたが、ウロダイアリーチェッカーを活用することで日常の排尿状況をわかりやすく参照することができます。 情報整理や問診に時間をかけずに治療方針を決めるためのデータが得られ、診療の効率化と正確化に寄与します。

製品仕様

ウロダイアリーチェッカー

型名UDC01
医療機器分類一般医療機器 特定保守管理医療機器
届出番号26B2X10037000003
一般的名称再使用可能な尿流量計
計測方式歪みゲージ式ロードセルによる質量計測
計測精度1,000mL未満 ±5mL以内
1,000mL以上 ±5%以内
計測範囲0〜1,000mL
最小表示1mL
インターフェースBluetooth V4.2
オプション用接続ポート
定格電源AC100V 50/60Hz 6VA (専用ACアダプター使用時)
単3アルカリ乾電池(DC3V) 使用可能
外形寸法W155mm H68mm D109mm
本体質量約620ɡ
使用条件使用温度 : +5℃〜+40℃
使用湿度 : 10%〜85%RH (結露なきこと)
保管条件保管温度 : -5℃〜+50℃
保管湿度 : 10%〜95%RH (結露なきこと)
電撃に対する保護の形式による分類クラスⅡ機器 (AC 電源接続時)
内部電源機器 (AC 電源不接続時)
電撃に対する保護の程度BF 形装着部
保護等級IPX5
保存データ数300件
容器登録機能容器数:患者あたり3容器
(採尿カップ/尿取りパッド/そのほか)
登録数:20人
違和感あり機能排尿時の「違和感」を記録
(排尿困難、残尿感、尿意切迫、尿漏れなど)
※在宅での持ち帰りを想定した専用ケースも準備しています。

専用バーコードリーダー(オプション)

型名UDB01
インターフェース
ウロダイアリーチェッカーへの専用接続ジャック
電源DC5V ウロダイアリーチェッカー本体からの給電
外形寸法W117mm H98mm D92mm
本体質量約230ɡ
使用条件使用温度 : +5℃〜+40℃
使用湿度:10%〜85%RH(結露なきこと)
保管条件保管温度 : -5℃〜+50℃
保管湿度 : 10%〜85%RH(結露なきこと)
電撃に対する保護の形式による分類クラスⅡ機器
電撃に対する保護の程度BF 形装着部
保護等級IP24
対応コードJANコード準拠/短縮
ITFコード CODE39 NW-7 QRコード

ウロダイアリー(院内の既設PCへの相乗りを想定しています)

動作環境対応OS:Windows10
推奨CPU:1.8GHz以上
推奨メモリ:2GB以上
推奨ディスク容量:1GB以上
通信接続:Bluetoothが使用できること
機能
排尿日誌の作成
(1日の尿回数、各回の排尿量、集計時間毎の排尿量、1日
の総量、夜間尿量割合、夜間排尿回数、最終排尿時間)
1週間の排尿状況をグラフで表示
帳票の印刷
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